周南市初のプロフットサルチームを!
スポーツ移住先駆者として
「周南市からプロフットサルチームを創りたい。手伝ってもらえないか?」
その言葉で周南生活が始まりました。
仕事は正社員として。
そしてフットサルに専念できる環境。3年でプロリーグに上がることを目標に。
3年でフットサルだけで生活できるようにする。
その話を聞いて移住を決めるのに時間はかかりませんでした。
既存チームの現実
地域リーグ1部まで最短で駆け上ることに成功!
まず大変だったのはチームの立て直し。
パス、シュート、ボール回し、ディフェンス・・・全てにおいて今まで所属していたチームより劣っていました。
「こんなチームがプロリーグに?」最初はそんな印象でした。
それでも日が経つにつれて少しずつ選手が成長していく姿を見ると心から嬉しかった。
歳の離れた選手への言葉遣いや伝え方、指導中の選手の表情にはすごく気を使っています。
ここまで最短ルートで県リーグを優勝し、地域リーグ2部も優勝し、プロリーグの1つ下までたどり着いたことは素直に嬉しいです。
ここから更に大変な戦いになると思いますが、夢のために全力で取り組もうと思います。
未経験の仕事に苦心
フットサル環境を守るため
仕事では初めてのヘルメットを被り、安全帯を付けて作業する現場作業。
道具の名前から作業の手順等、何もかもわからないことばかりで本当に大変でした。
正社員で生活に困らないだけの給料を保証されながら「練習日は残業免除」「試合日は休日出勤免除」という就業環境を得て、「フットサルで生活する様になるんだ」という気持ちで歯を食いしばって耐えてきた現場仕事ですが、多額な遠征費を個人で負担しないといけないという理由で一度諦めた山口県選抜の全国大会遠征への費用を現場仲間の協賛金で賄えたりと周囲のフォローに助けられてここまで来れました。
人生最大の出逢い
新たな家族を手に入れてこれから向かう先は
奥さんと出会ったのは移住してきて4ヶ月後でした。フットサルメンバーからの紹介でみんなで飲み会をしよう!ってなって。その日はみんなで朝まで騒いでました笑
次の日も、その次の日も毎日一緒にいるようになって付き合うようになりました。
言語障害を抱えている話をすると「あなたの個性だよ」と言ってくれて。
白血病になった過去を話すと「生きててくれてありがとう」と言ってくれて。
今までフリーター生活でフットサルしかしてこなかったと話すと「一つのことを続けてこれるのはすごいよ!」と言ってくれて。
私の夢はあなたの試合を子供たちと同じユニフォームを着て応援しに行くことなんだ。と言ってくれました。
幸運なことにお腹に新しい命を授かることができました。これからは家族の夢を叶えられるよう偉大なフットサル選手であり父親でありたいと思います。